地元の架空送電線

「密」を避けるには、架空送電線巡りなどはお勧めです。
よっぽど暇潰しにお困りでしたら、騙されたと思って(騙されていますが)行って見ませんか?


今回は少しちゃんとした公式データから。
中国電力ネットワーク様から公開されている『中国地方の高電圧送電線系統図」です。



この中に「井原・開閉所」が記載されています。
「開閉所」とは皆さんが思い浮かべる「変電所」とは役割が違って
電圧の変換ではなく「単純な幹線のON・OFF」とご理解ください。
では管理人作成の「地元周辺の架空送電線系統図」です。



では「井原開閉所」の様子から。
写真は北から見た様子で、上の地図では新岡山変電所からの送電線です。



本体部は・・・・




では送電線の「クロスポイント」を順番にご紹介。
まず「A」ポイントは『興譲館原田常司記念球場』の裏手になります。



ここは単純な立体交差です。現状では分かり難いですがGoogle-streetviewでは。






続いては「B」ポイント。笠岡変電所から井原市中心部と矢掛町への系統です。
大まかな位置は井原鉄道・小田駅から県道407号「野上矢掛線」を進んだところに。
左側が笠岡変電所から。奥の鉄塔でT型に分かれます。



下は反対側からの写真。右方向は井原方面へ左は矢掛変電所へ。




最後に「C」ポイント。ここは十文字のクロスが見どころです。
大まかな位置は矢掛から鬼ヶ岳ダムを目指して県道35号を北上。
ダム手前のカーブを高末集落方向へ右折したところにあります。



手前から2本目の鉄塔がお目当てのクロスポイントです。
普通の方はこれで満足でしょうが、鉄塔マニアはここでは帰れません。
大きな鉄塔にはかならず「保全道」がありますので、ちょっと行って見ましょう。



目印は中国電力ネットワーク様の「標識」が必ずあります。
小さいですからお見逃しなく。



管理人は徒歩でお邪魔しますが、お仕事の方は「軽の4駆」で乗り入れかな?こんな感じです。



今回は近かったです。5分くらいで到着。では構造美タップリなお姿を。







真夏の暑さも忘れる一時でした。気になったのは井原開閉所方面向き。
工事中なのか廃線なのか・・・・・・。




おまけコーナー
福山市中心部の送電線の様子もどうぞ。




基本的には「観光施設」でも「名所」でもありませんので
駐車スペースに代表される『観光インフラ』は何もありません。
する事が無くなった最後の最後に思い出していただけば幸甚です。